宝槻美代子オフィシャルブログ

イタリア―

もう終わりに近くなり、うた以外の拾得物として変な人脈を作り。
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 いろいろわかったことを家に持ち帰りまたレッスンやら演奏に役立てたい私であるが、ここまでくるとよくわかった、なんとなくできるが、その先をしつこく追求しない癖のようなものが日々露見しているような気がする。生徒に指摘されるが、私は芸術家というより商売人なのかもしれない
3代続いたものはたいていできるものだと思うが、私の家系は自営業ばかりで、それは選んでというより、組織から相手にされない、というようなところ大であるが、そこそこやっていられるも祖先の力であろう、
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商売人に大事なのは「目的」である、つまり介在する「ブツ」を使って何をするのか?そこ「お金でしょ」と思ったり本気でそうなってしまう人は「自営業」は成功しない。あるいはそこ「お金じゃない」と言ってるのも同じ意味で違う。

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しかしゲイジュツを売っている私のようなものはこうして「本気」で修業もしなけりゃならんし(そういうのは会社なら研究者がする)
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しかしさ、多くの「ゲイジュツ家」に違和感を感じる。社会性がない、つまり目的がない、研究者なんだから仕方ないだろうと思うが、いつまでも親元で世話になってコンクール受け続けるとか、せめて結婚くらいしよう。

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すべての商売の「目的」とはさ、その人の欲しがっているものにコミットできるかだと私は思うよ。そして人が欲しがっているものなんかいつでもどこでも変わらないって。
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より良く今を生きたい
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死後の世界を「売る」宗教だってそこでしかない。あるいは「もしも」に備える保険だろうが、みみっちい将来のお得を約束する銀行屋にしてもだ。
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人はなんとなく気が付いてるけど、一生は一回で、それもなにかいわれのない「もらった条件」の中でしか生きていけない囚人のようなもので、それをよりよくしなければならない義務もないわけだが、なぜかそうしたいと思うようにできているのは教育のせいなのか、本能なのか、
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あらゆる経済活動はそこにコミットしていると思うし、そこ真剣に考えたら自営業になんのテクニックもいらない。自営業で成功とかいうとすぐ孫正義など思い浮かべるかもしれんが、妻子を(うちは元夫と子とばあさん)飢えさせず、自分のためにはささやかな「夜な夜なビール3缶」も飲めれば全くの成功。
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うたでみんなを幸せに、などとおこがましいが、自分に与えられた使命のようなものをイタリアで強く感じます。いい加減ではない追及をまあそこそこ(それがいかんな)できた2週間だった、マエストロがしみじみと「家族を養うために僕はうたってきたんだ、出来ないとは絶対言えないところに追い込まれないとできないよ」
くくくー沁みるなあ・・。 

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宝槻美代子音楽教室
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