いやあ、修行の毎日。
今日も朝シビックを借りたが(リハで)最期の10分くらいにわかったことが多かったが。この2週間の勘違いを修正といってもいいのかもしれない。
54ったら声楽なんかそろそろ引退を視野に入れなくてはならんだろうが、全部逆からやってるのでしょうがないのである。
自分で言うのもなんだが、この声だったら18から本気でやってたらもう少しさ、と思うじゃない?いいのいいの、18の時はごろ寝とサークルで議論と読書しかしてなかったんだから。あそこから「声楽」なんか思いつきもしなかった。「狭山裁判」のレジュメなんか作ってた。先週木曜、駅で狭山裁判のパンフ配ってたが、国家権力が個人など抹殺するのは簡単だろうが(てか、私は狭山事件って田舎の「あほおまわりの凡ミスなお話」だと思っているが、そういうのにいろんな勢力が乗っかっちゃって、こじれさせたよね)
何故?全ての組織は「組織のため」にしか機能しないからだとおもうが。それはその話でいえば、左翼的活動なんか当の昔に「組織」だし。
でも個人は組織に「寄生」する以外に生きることは出来ないんだからさ、お手柔らかにしてほしいのよ、あべちんもさ、ほらほら一杯いかがかな?すべての「組織」は「いい加減」に「運用」してくださいね。うそも方便、お腹痛いって言って休んじゃえ。
サークルの飲み会(毎日ある)でなんか必ずうたわなければならず(カラオケじゃないよ、その場で立ってうたう)私は「お座敷小唄」というのを仕入れて(唯一なんとかうたえた)そればっかりうたってたら先輩に、うりゃ、ホウツキなんか違うのうたえー、と言われたが・・その先輩がちょっと好きでした。きゅん。楽しかったが全く先が見えなかったなあ。青春ってそういうものか?
溶けて流れりゃみな同じ・・ ホンとそう思う。でも溶けるまでの時間って・・いや、みな同じかもな。
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リサイタルのお知らせ
当日券260枚くらいあり。
お席に余裕がございます
6月4日(木)7時から 文京シビック小ホール
一部・近代歌曲5曲(一曲減らした、ものすごく難しかったので2月くらいからこれ一曲のためにかなりの時間と気持ちを割いてきたが、一昨日決断。暗譜出来てある程度うたえてきてわかった。これ下手だわ)
二部・砂原さんと。6曲。どううたってもよい、ということにたいする自分の許容のなさを痛感、元生徒で今歌手の生徒に助けてもらう
三部・娘フルートではじまり、なんかフルートが重要なマノン・レスコーの二幕冒頭。どうしたらこんな欲望女になれるんだろうか?自分のほしいものはほしいといえる女になったことが一回もないこと判明。ほしいものは自分で働いて買う、というのは正しくていいが、欲望はどこに?私の欲望はいったいどこに?
ししろー・レスコーの「欲望」のおかげで今月は電気代も危ないが、それ立て替えた挙げ句にレッスン室のクーラーが壊れました、痛い出費、安いが学費も今月、もういいです。私は働き者です。voluttuosoって意味わかんねえ。扇情的、快感に走る、官能に走る、好色、などという意味だそうです、走りりてえよ、それ。
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「お座敷小唄」で許してもらいたい気持ちです。