宝槻美代子オフィシャルブログ

オペラ「夕鶴」あちこちで再演

ったく。
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惣どと運ずにそそのかされ、当マンションは建て替えの憂き目だが、宝生能楽堂の「ぼくちん」をが焦っているところに惣どと運ず。ぼくちんは与ひょうだが、それは「おびえた」与ひょう。
何に?
成長戦略、にでしょうか(あべちん?それで正しいですよね)それからぼくちんに老婆が老婆心ながら告ぐが、日建設計に相談する前に「御祓い」したほうがいいよ。
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成長戦略に対抗できるのは「文化」です
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文化が流行った時代がありました。それは鍋に包丁に、住宅に、いろいろになりました。
3種の神器の時代です、でもそれの次に来るのは車と同時くらいに「ピアノ」です。
私たちの時代にピアノを習っていない子供などいませんでしたが、今曲りなりに弾けると言える同世代は100人に8人くらいでしょうか?
でも西洋音楽はぐーんとすそ野を広げ、2000年くらいでしたか、ショパンコンクールのファイナルの一個手前くらいに大量の日本人が合格したのは。
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先の大戦の後に、日本国民は「文化」を志向したと言えるかもしれない。それは憧れだったかもしれないが、私には祈りのようなものだったと思える。
多くの死者に対する償いのようなもの、きっとこれからいい世の中にしますからね、という誓いというか。だからピアノってと思うが、豊かさの象徴というより、ものではない「ココロ」をさ。
ココロをよくしますから、無駄に死んでった皆さん、安らかにお眠りください、という祈り・
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我ら親の世代は、焼け野原からいろいろ立ち上げることはしなくてはならんが「文化」は忘れちゃならんと思っていたと思う。
つまり、屋根がないところにピアノは置けぬ、だから働きぬいて屋根を作る、が、屋根を作って守りたいものは「ピアノ」なのであった
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その「先人」が作った屋根の下でとっくにピアノはタケモトピアノに売り、クラビノーバに変えちゃったか、理由はなんでだっけ?ピアノは場所を取るし、音がでかいし、将来こどもがなにもピアニストになることもないから、だっけ。
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ほんとに豊かになってるの?この国は。
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がんばれ、宝生能!!建て替えしたら人気が出ると思ってるような・・軽薄で涙がでるが。室町時代からやってるんでしょ?自信持ちなよ、ぼくちん。
世襲って・・ほんと誰も幸せにしないのね。それは「おびえた与ひょう」何に?ふつうそうしますよ、そうした方が将来的にも前向きですよ、能の発展のためですよ、などという「有意義な」惣どと運ずの提案に、そうかなあ?そうだよね世間的には、と思う。
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駐輪場と稽古場が近いのだが、すげえ感じ悪いね。ベンツだのの外車が無謀な駐車をしてくれるが、文科省に守られてるね、あんたたち。
上はいっつもそこからの天下りだが。
そういうの嫉妬しているわけではない。わたしは「河原乞食」な芸人という「幸せ」な仕事に就いた者たちがどうして「それ以上」がほしいかわからない。
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どんな屋根の下でも、もしかするとほんとに屋根のない河原ででも「文化」は敢行出来る。
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金はそれでしか「何か」を手に入れられない者たちの玩具ではないのか?「文化」は金で買われる玩具である。でもその玩具は「金」ではないのである。
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衰えることは敗北ではない、いや、よしんば敗北であるかもしれないが、ずっと勝ち続けることは出来ないのである、
衰えていく過程で見える景色をじっと目に焼き付け、そして静かに目を閉じていく。
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どこまでうたでいけるか考える。何も生まないが何も壊さない「成長戦略」
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都心のマンションは投機目的だったりするんですね。やめてほしいですね、人が住んで生きていく場をそういうことにするのは。
今日も朝から息子が「一生分の親孝行をした」というほどベランダの掃除をケルヒャーを用いて手伝ってもらったが。
住宅は文化です。
日本人いえのなか汚すぎです。物欲にまみれてものだらけ、おまけに収集癖なのかもったいない主義なのか怠惰なのか捨てられず(それひとえに精神の怠惰)そんな汚い空間にいて嫌ではないのでしょうか?
紅葉狩りとかどっかに餌をあさりに行く前に自宅をきれいになさい。
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丁寧な衣食住を文化と呼びます
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私は日本会議に表彰される勢いで「日本文化」を守っているつもりです、「成長戦略」は東京地区などどんどこ上に広げ、横に広がれないから縦に延びようと。
日本会議としては、タワマンの32階でも「早寝早起き朝ごはん」ですよね?とんとんとんからりんの隣組というのは同じ32階の住民で結成すべきでしょうか?地震などでエレベーターが使えない際は、やはり母をおぶって階段を降りる孝行息子笹川良一に倣い、老親をおぶって32階から降りてくるのは堅牢な体が必要、早寝早起き朝ごはんに乾布摩擦も加えましょう。
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イタリア人ジャコモは言います。
東京はどんどん進化していて素晴らしい、スカイツリーに8回登ったし、二度とミラノのような古臭いところに帰る気がしない。
私が「文化」だと思っている100年たっても変わらないような街に住んでいる人々は案外退屈してるんですね。
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であるならもうこれは生まれたらどこに住んでもいいことにしてくれるとありがたい。
難民問題も一気解決。
何で生まれたところに縛られなくてはいけないわけ?
私はヴェッキオな街に住みたいが、なるほど少し経ったらあべちんの成長戦略が恋しくなるかもしれない。
そしたらまたこの日建設計とデベロッパーにしてやられちまった街にもどってくるでよ、
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故郷は遠くにありて思うもの、なのであるなら、遠くにもうすでになくても「思うもの」なわけです。
思うというのは、胸に手を当てしずかに目を閉じて思念すればいいのです。
東京は何回壊されるんだろう。
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