やっとブログが書ける。
連日もう1秒も聞き漏らさないようにレッスンを聞いており、今まで日本で使ってきた全声楽のレッスンの時間と金をここにかければ良かったという感じだが、そう言われないようにしよーっと。
バルバラ・コスタ先生はスカラにもご出演なさったことのある歌手である。しかし何がすごいかって「声」だが、こんな声は聞いたことのない声だが、それをケチケチしないで惜しげもなく見本を見せてくれるんで、もう申し訳ないから結構です、という感じなのである。レッスンは劇場と化している。
でもこの発声ならケチケチしないで振る舞えるんだと思う。
ケチじゃないよぐりとぐら ごちそうするからまっていて
ケチグリぐらに習った時なんか、絶対生徒のために歌わない。教える声さえケチケチ、元手がないんだろうが、やはりケチくさい演奏なのであった。チケットは高く毎度振り込み用紙と共にやってくるが。
ピアノや弦はまだいいんだろうが(って昨日ウイーン音大に留学している人と晩飯食べたが、やはり日本人は真面目で、表現力がないと再三言われるらしいが)うたに関してはもうこの声聞いててもらえないとどうにもならないかな。
なるべく先生が真似して持って行くからまっていて欲しいんだけど、あと10年くらいかかりそうだから来てくれた方が早い。
当教室は「普通」の「趣味」の教室だが、ただでさえ上手い人は多いと言われているが、来た人全部が素晴らしくうたえるようになる教室にするのが私の後半生かけての仕事だと思っているので、まっててぐりぐら。
鍛えるべきは「常識」を捨てる。どうも見てるとそれ引っかかって「おい鬼太郎」が鳴らないということが多いようなので。
オイキタロウ・・はバルバラ先生にも認定されましたので、これとミャアミャアです、まずは。