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残暑お見舞い申し上げます

 来年のイタリア研修旅行、第6回イタリア・マスタークラスはあっという間にいっぱいになってしまいました(正確には今の時点であと一枠あります)

私はホテル→レッスン会場→飲み屋→ホテル→レッスン会場・・・を2週間繰り返しただけで、観光なし、一回だけイイタリー本店に行った。

毎日行く飲み屋はほぼ2軒と限定されており(どちらもホテルから1分)飲むのはBirra alla spinaだけ。つまり生ビールだけ。あとは生ハムとチーズでもあれば十分だが、女の子集団(それはいくつになっても女の子集団)はいろいろなもの食べたいからね。で、いろいろ取り分けてもらうとなんでも美味しい、イタリアは。

地球の裏側まで行っても冒険しないのであった。

そもそも私は「観光」が小さい頃から嫌いなので、父親がどこへ行っても「どこか」に私を連れて行くので嫌だった(例;熱海なら、熱海城とか、熱川バナナ園とか初島とか、私は部屋で遊んでたい、何にもなくても紙と鉛筆があれば何時間でも遊べるのだ)子どもだからどっか行きたいだろう、という善意はわかるが、子どもによる。そしてその性質は60過ぎても変わらないのであった。

帰ってきて1ヶ月も経つのにいつまでもイタリアネタだが。

声楽の話も書かねば。そう、それはもっと複雑でとても文章にできることでもないから音楽なんで、「言葉」に変換すると(って教えるとか学ぶってそのやり方しかないんだが)わからなくなる。例えば先生の声とか聞いてると絶大なる響きなので、深さ、後ろに引く、身体を鳴らす、とかそんな「言葉」に変換して家に帰ってきてなんとかそれを再現定着させようとするわけだが、言葉は言葉でしかないから、そこから「実際」を引き出そうとするのが難しい、といったことがある。

 まあ前回「音大なんか意味ない」をやたら言ったので音大卒から反感を買ったとは思うんだが、なんでも全部無駄ということはなく、この「言葉」から実際を引き出すやり方なんかは音楽経験によるものなのかもしれないとは思う。それはいいレッスン経験をたくさん積んだからというよりは、無体な先生にいっぱいついた経験かもしれない。毎週言ってることが違う、あるいは毎回同じことしか言わない、ちょっとしたことで気分を害する、明らかに手抜き、毎度激怒しているなどなど。そんな中からでも何かを引き出したり引き出さなかったりの加減というのが上手くなってるに違いない。

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 8月に入るとイタリアは少し涼しくなってくるんだそうです。熱帯な日本、いつまでも暑いけどあとせいぜい3週間くらいだろう(うーん長い)残暑、否、暑中お見舞い申し上げます。

#声楽 

 

 

 

 

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